根魚強化月間 第二弾。
今回も 木岐の八幡丸さんところで 根魚一本勝負？
狙いの本命は 大型のハタ類や大判ヒラメ。
夜明け前に出船。
前日までの上り潮がなくなり 潮は動いていないそうだ
おまけに海水温も一夜で３℃低下しているって。
何だか今日も先が思いやられそうだ。
今日は北風予報なので南の漁場に向かうかと思いきや
風波を突き破りながら北上。
北の漁場の方が黒潮と瀬戸内の潮がぶつかるので魚種が豊富って聞いたことがある。
水平線から昇る太陽を見ながら
まずは いつものようにアオリから(笑)
案の定 全く触りにこない。
１時間あまりがんばったが 船中１杯で
私にはアタリすらなし。
早々にあきらめ エサ釣りにチェンジ。
今日も巷ではやりのハイブリッド仕掛け。
私の場合は 仕掛けの上から
サルカン→１２号幹糸１m→回転ビーズLL→１m→回転ビーズLL→スナップサルカン(捨て糸なし)
これに上の枝にハリス１０号～１２号８０cm 針は強靭イサキ１０号
この針は小型だが１０キロの魚にも耐えられる。
針を大きくするとアジの泳ぎが悪くなり また針のふところが広いと
針がぐるっと回ってアジが変な方に向いてしまうことがよくあるので。
下の枝にはハリス８号４０cm 針はムツ針１６号
基本的に上の枝に活きアジを 下の枝に切り身を刺す。
オモリが底に付いたら３０～５０cm底を切り
下の切り身が底すれすれを
上の活きアジが底から５０cmから１mの間をトレースするように流す。
本日のお品書き。
サンマ・サバ・アジ・アオリ…
まぁ 冷凍庫の在庫整理商品ですが。
エサ釣り開始から間もなく
ゴンゴンと竿先を叩くアタリ
切り身にきたのは
ヒゲソリダイ。
瀬戸内ではなじみがないが 白身のおいしい魚らしい。
朝から北風ビュービュー
１日こんな感じで 波風に揺られてドンブラコ～
イイ感じでアタリがあって
１．５キロクラスではあるが 本命のマハタ。
これは小アジに食ってきた。
今度は切り身に食ってきた高級魚？
アマダイ。
他にはマトウダイやレンコダイも顔を出し
何だかビミョーなサイズの五目釣りの様相を呈してきた。
昼前に みなさんにラーメンを配給して 一服。
この船に乗ってシーフード食べたらなぜか調子が上がってくる。
今日はラーメンを食べられない方もいらっしゃったので
２杯たてつづけに食べて体もポカポカ。
これで元気１００倍。
さぁ これからこれから
前回に続いて
またキミですか。
黄色いのに名前はアオハタ。
これはアオリのゲソ＋アジの切り身にヒットしていた。
アタリは続いて
サイズアップ ２キロ強のマハタ。
これは小アジにヒット。
なんだかシーラカンスみたいだ。
イイ感じで 仕掛けを落とすたびにアタリがある。
そして…
ものすごいアタリと引きで 針ハズレ((+_+))
一体何だったんだ？
気を取り直して…
またもや ものすごいアタリと 強烈な引き
青物のようにスピード感はないが
トルクフルな引きで主導権が握れないままズルズルズル～ ブチッ(ノД`)・゜・。
１２号の幹糸から切れていた。
何か とんでもないヤツがいるようだ。
その間に左舷側では大きなハタが立て続けに２匹揚がっていた。
仕掛けを作り直し ３度目の正直
また 当たった。
何度かの突っ込みに耐え
今度は より慎重に…
底を切るまでは 相当暴れたが
水深の半分を巻いたあたりでほとんど抵抗しなくなり
船の反対側からポカーンと浮いてきた。
なんじゃ こりゃ？
オオスジハタっていう魚みたい。
キロ１００００円？の高級魚クエよりレア度が増す希少な魚だそうな。
それにしても一流しで こんなのが３匹も揚がるとは。
私のバラシ２発を入れたら５回当たった？
その後も
アタリは続き
またキミですか。
他には
デンジャラスなヤツ①
噛まれたら大変のウツボ君や
デンジャラスなヤツ②
刺されたら大変のミノカサゴ君
そして なぜか
メジロ君
今日はキミじゃないの
アヤメカサゴがエサに見える
巨大ウッカリカサゴ。
これ一匹で瀬戸内のカサゴ２０匹分はありそうだ。
楽しい時間はあっという間に過ぎ
釣り終了。
１日波風に苦しめられたが
何がよかったのか ハタ系の魚釣れまくり。
こんなに釣れたのは初めてだ。
６人で マハタ２０匹 アオハタ１０匹 オオスジハタ３匹
メジロ６本 ウッカリカサゴ２匹 マトウダイ１０匹 レンコダイ１５匹
ヒゲソリダイ３匹 ヒラメ１枚 アマダイ エソ …
私自身も五目釣りならぬ十二目釣り。
びっくり根魚祭りになっていた。
今日も６０Lクーラー８分目ほど。
３連休初日は四国の最西端の佐田岬沖で釣り
３連休最終日は四国の最東端の蒲生田岬沖で釣り
最北端は庵治の観音さん？ 最南端は足摺岬？
西へ東へ～ 東へ西へ～
楽しい釣りに終わりはない。
本日の釣果 オオスジハタ マハタ アオハタなど